ノモス(NOMOS)のタンジェント38を使い続けてのレビュー

今回は、知る人ぞ知るブランド「ノモス(NOMOS)」の標準モデル、タンジェント(ケース径38mm)をレビューしていきます。

 

ノモス(NOMOS)とは?

ノモス(NOMOS)は、時計好きでないと知らないブランドです。歴史も他の老舗ブランドに比べるとまだ浅く、30年くらい(1990年~)のドイツの腕時計ブランドです。

ドイツの名門高級腕時計ブランドといえば言わずもがなランゲ&ゾーネが思いつきますが、ノモスもまた時計好きであれば(時計好きに限り)知られている有名なブランドです。

 

ノモス タンジェント38の見た目

私の所有しているノモスはタンジェントと言う名前のモデルです。

この記事のアイキャッチ画像でもありますが、以下のような感じです。

ノモス NOMOS タンジェント 38

 

ケース径は約38mmと、日本人のやや細い腕にちょうど良いサイズ感だと言えるでしょう。

また、昨今のデカ厚ブームの時計とは異なり、厚みは7mm程度しかなく、装着時に袖などに引っかかることもありません。スムーズな可動領域も、個人的には良いポイントです。

 

ノモス タンジェント38の駆動方式

ノモス タンジェントの駆動方式は機械式で、手巻きです。

手巻きのため、装着する際は巻き上げてあげないと動きません。

 

私は時計が好きなので、朝の忙しい時でもゼンマイを巻き上げている時間を至福に感じます。

ただし、そう感じない方にはデメリットかもしれません。

 

ノモス タンジェント38のデザイン

時計自体はバウハウス系のデザイン(無駄なものを省いたシンプルなデザイン)です。

アイキャッチ画像の通り、ぱっと見は高級ブランドの腕時計には見えない、非常にシンプルなデザインです。

 

時計のデザインは先述した通りバウハウスデザインの3針タイプで、秒針はスモールセカンド。針は光に当たると青く光るブルースティールとなっています。

このブルースティールは塗料で塗るタイプでなく、焼いて腹を青く変色させているものです。このタイプの色付けはIWCなど他の高級ブランドでも採用されており、塗装された物よりも実物はかなり綺麗に見えます。

 

ブルースティールは白いダイヤルや純正の革ベルトとも相性が非常に良く、私のお気に入りポイントで、このブルースティールを見たくて購入したと言っても過言ではありません。

高級革ベルトはワニの革を連想する人も多いと思いますが、ノモスの純正ベルトは馬の革を使用しており、ワニなどとはまた違った質感があり、こちらも気に入っているポイントです。

 

デザイン的にも男女問わず使用出来る見た目で、サイズも38mmだけではなく35mmタイプや33mmタイプもあるため、彼女や奥さんとペアでお揃いのものをすることもできます。

 

ノモス タンジェント38のムーブメント

時計の中身のムーブメントについては、創業から10年以上経った2000年代から自社製ムーブメントが採用されており、個人的には技術力もあるブランドと思っております。

 

ノモス タンジェント38の価格帯

ノモスのタンジェントは、2023年現在、正規に新品を購入すると30万円程度です。

ただし、並行輸入品を買えば38mmタイプでも20万ちょっとで買えるため、初めての高級時計を考えている人にも手が出しやすいモデルだと思います。

 

ノモス タンジェント38のデメリット

ここからは使っていて感じた本音のデメリットとなります。

 

ベルト交換における選択肢が少ない

まず、時計を長く使っていると、どうしてもベルト交換の必要性が生じます。

正規店でのベルト交換は高いので、街の時計屋さんを使う人も多いでしょう。

 

ベルト交換を考えた場合、タンジェント38のベルトのサイズは19mmとなります。

探してみると19mmサイズのベルトの種類が比較的少なく、更に気に入ったものと考えた場合、探すのに苦労しました。

 

ノモスというブランドは時計好き以外知らない

また、シンプルなデザインが好きな人は良いですが、一目で何のブランドかわかるものでないと嫌な人は、絶対に購入しない方が良いです。

ほぼ絶対に気づかれる事はありません。私も数年使ってますが、かなり時計に詳しい人(1人)に気づかれただけです。

 

手巻きを許容できないと使えない(自動巻きとは別)

最後に、私自身は楽しんでいますが、手巻きである点もデメリットかもしれません。

気づいたら止まっていたということもあるので、自動巻きやクォーツが良いという人には向かないと思います。

 

定期的なオーバーホールが必要

最後に、これはノモスに限ったことではありませんが、機械式腕時計は定期的にオーバーホール(OH)が必要です。

ですので、持っているだけでお金がかかる点も覚悟しておかないと、機械式の腕時計は持てません。

 

時計が好きな私にとってはこの手間ひまが掛かることもメリットに感じますが、機械式を数本持っているとそれだけで結構大変です。

 

まとめ

ノモスは基本シンプルなデザインで賛否があると思いますが、合う人には非常に刺さる時計だと思います。

この記事をみて少しでもノモスに興味を持ってもらえると嬉しく思います。